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FREEDで「静岡イチ静かな岡」を探せ!

静岡イチ静かな岡を探せ! 第9回

2017.01.06


ハローNewフリード!
静かな岡を探す旅 その4
FREED+編 第2日

休憩終了。皆さま、こんばんは!FREED+号 タカポンです。寝床から失礼します。前回も述べたとおりFREED+号は水陸両用、ビジネスクラスをも凌ぐ快適な睡眠を約束するハイブリッド・スーパー・カーな訳で。身長176cmを誇る私の不細工なカラダもすっぽりしっかり抱きしめてくれる心優しき女神さまなわけです。

うきうき、わくわく、車中泊。

まずはこちらの写真をご覧いただきたい。

脳天気な写真に見えるだろうが、これはまだ車中泊のなんたるかを理解していないがゆえのにやけヅラなので、間違っても楽しそうなどと思わないでほしい。

2列目シートを合体ロボットアニメーションよろしくガシャコン!とフラットな形状にし、背もたれを前に倒した1列目シートをめいっぱい前方にスライドさせるとラゲッジスペースから続くフラットなスペースができあがる。山小屋の屋根裏のようなおこもり感は、童心を蘇らせるには十分、快適かつ魅力的。窓という窓にはシェードが装着され、中をのぞき見られる心配もない。マルチボードがテーブルがわりになってくれるのも小道具や飲み物を置くのにちょうどよかった。いちおう寝袋を2枚敷いて男二人で横になってみたけどさすがにこれはないな、と却下。ひとり夜を過ごすことになりました。ほっ。

下にウレタンマット、上にはエアマット。この上に寝袋を敷いて寝たんですが、これ天国。どこか痛くなるんだろう…と覚悟していたのだけど夜の1時から6時過ぎまでぐっすり眠ってしまった(後で判明したのだけどエアマットの上下が逆!だったらしい・・・どうりで滑りが良かったわけだ)。予定より早く目が覚めてしまったのは寒さのため。思っていた以上に足もとが冷える。クルマのボディやガラスに断熱効果はない、ということが良く分かりました!

翌朝イチの富士。ようよう白くなりゆくやまぎわ。すこしあかりて、むらさきだちたる雲のたなびきたる。日本人のDNAを直撃する光景が広がる。ひと晩、孤独に耐えたおっさんへのねぎらいとしてはぴったりだ。

車中泊とは、なんであるか?

ここで改めて、車中泊とはなんであるか?はっきりさせよう。

ずばり、野宿である。タカポンがクルマを止めたのは一般道から入った富士川楽座の駐車場。実はこの他にも駐車スペースは空いていたのだけど、付かず離れずの距離でみんな集まってます。なぜか?ずばり、不安だから。この場所は車道から少し入っているため静かで、立体駐車場の1階部分ということもあって屋根もあり、夜中明かりも灯っている。おかしな輩もまずこないでしょう。それでもどこか、なぜか不安。孤独と不安に立ち向かう準備がさらさらできていなかったおっさんにはなかなか忘れがたい非日常体験だった。逆に言えば、この孤独な非日常感を味わう準備さえできていればこれ以上のシチュエーションはないのかもしれない。放浪の旅とはきっと、こういうものなのだろう。

これが野宿だと気づくまでは、所在なさでそわそわしっぱなし。夜中の1時まで眠れず、旅の道連れが欲しくてつい道の駅にいた子猫に話しかけてしまった。次回は良い音楽と良い酒を友にジャック・ロンドンだとか、レイモンド・カーバーだとかの小説を読んで世の中から放り出された気分に存分に浸ってみたいと思ったのでした。

ちなみにここって、クルマ止めておいていいの?というのがそもそも不安だった。この看板を見て少しほっとする。【1F通路部分は24Hご利用可能】たったのこの1文に救われた。
さぁ、では気を取り直して静かな丘を探す旅、2日目へGO!

ひだまりの丘 → 38.9dB

6時過ぎに起きて歯を磨いたり顔を洗ったりシートを片付けたりしているうちにあっという間に時が経ち、時刻は早くも7:30。通勤渋滞に巻き込まれてしまった。そうだった。今日も平日。世のサラリーマン諸子は朝からお仕事だ。いちおーこちらも、お仕事です!

本日の1丘目、ひだまりの丘に到着。名前のとおり、たしかに日当りの良さげな丘の斜面にたたずむアパート(!)駐車場周辺をうろつき、不審者と思われないぎりぎりの範囲で静けさを計測。朝早いこともあってまずまずの数字ではないだろうか。改めて言うが30dB台というのは図書館の館内よりも静か、ということだ。ただいま絶賛、入居者募集中!とのこと。静かな暮らしを求めるそこの君、急ぎたまえ!

太陽の丘 → 39.9dB

続いて「太陽の丘」という名のマンションからの1枚。この丘(?)へ登ったとたん急に雲行きが怪しくなってきた。太陽の丘に登ったら、日が陰るとは。それにしてもマンションやアパートの名前にも、いちいちロマンチックが止まらない静岡県。それとも丘にはそんな引力があるのだろうか。ちなみに、このすぐ近くには茶畑が。街の中ところどころに、突然、姿を現す茶畑も静岡ならではないか。個人的にはロマンチックより圧倒的に緑茶がいい。

どの茶畑もやたら綺麗に刈り込まれている。お茶の樹の育て方は知らないけれど、茶畑という茶畑がこうやって整えられているのを見るとなにか理由があるんだろう、という気がしてくる。

富士市立 丘小学校 → 44.8dB

3つめの丘は小学校。出会い岬を上回り、この旅一番の騒音を奏でてくれた。そりゃあ、子どもたちが元気じゃなかったらこの国はもうおしまいですよね。

みなさまにご理解いただきたいのは、学校や知らない子どもに向かってカメラを向ける危うさ。遠くの方からフェンス越しにこうして撮るのが精一杯でした。この時点で時刻は9時を少し回ったところ。3つの丘の計測を消化したところで、腹が減りました。そうだった。きょうは美味いもん食うんだ。待ってろ、マグロ。いざ、焼津!

1時間半ほど高速を飛ばしてやってきたのは焼津さかなセンター。漁港まで行く時間的な余裕はなさそう&笑顔で迎えてくれそうという理由で、観光客向きのスポットをチョイス。朝から何も食べていない腹が悲鳴をあげそうなのをぐっとこらえて、この場所で食すべき1食を探すことにする。丘探しの3倍は真剣だ。まずは、ここにしか売ってなさそうな土産物を物色し、まぐろの薫製ハムなるものを発見。(これが絶品!薫製を売りにしている飲食店でこれを知らなかったらモグリとしか思えない)応対してくれた人のいいお店の方にこの「さかなセンター」内で一番美味しいと思う店を教えて!と突っ込んだところ教えてくれたのが「てっか丼 山もと」こちらで1日5食限定という「豪快!はみだし丼」を注文してみた。

うん、確かにはみだしてる。ちょっと引くくらいのはみだしっぷり。藤田まことも真っ青だ。さらに場内他店からの紹介ということで握りも1貫つけてくれた。ラッキー。どれどれ、まずは赤身を1枚ぱくり。ほっほ~~~~う。これは、うまい!マグロが舌を包み込んでくる。味蕾という味蕾すべてを使ってマグロを味わうという新感覚。口福ってこういうことか。その後、ゴールで待つチームのみんなへの戦利品も手に入れて焼津をあとに。あとは寄り道しながらゴールを目指すばかりだ。

みどりヶ丘公園 → 42.4dB

寄り道1つ目。さかなセンターにほど近いこちら、みどりが丘公園。ん?おかしいな。周囲にも公園の中にも、丘らしきものが見あたらない。そして平日の昼間に公園をうろつく不審な男に親子連れがそそくさと公園を出て行ってしまった。ゴメンナサイ。胸の内もざわざわしつつ、市街地の真っ平らな丘もざわざわ。粘ってはみたものの静けさはまったく訪れなかった。

遠州七不思議 子生れ石 → 38.7dB

再び高速で焼津から牧ノ原へ。ハイブリッドFREED+は、走行が安定していて長時間の高速移動もあまり苦にならないことを実感。走らせているというより、走っていただいているという感覚。つい寄り道をしたくなってこの不思議な看板に誘われるまま山奥へ突撃してみることに!

寄り道2つ目は、住職が変わるたび、まん丸い石が生まれてくるというパワースポット(?)知る人ぞ知るというか、静岡県内でも知らない人の方が多いのでは?という人里離れた感たっぷりの場所。んんん?おかしいな!茶畑に囲まれて幹線道路からも遠いのに。耳で聞き取れる音なんてほとんどないのに、この数字?計器の故障に対する疑いが確信に近づく。ダメ、絶対!おかしいよ、これ。

浜岡砂丘 → 38.2dB

この旅、最後の丘。まさかここでベストスコアを計測するとは。だがしかし、なぜここでこの数字が出たのかよく分からない。確かに静かではある。風が凄まじい強さでゴォーゴォーと吹き荒れているのを除けば。近くに風力発電の風車が回っているような浜辺なので、当然、猛烈な風が吹いている。そしてなぜか猫がぞろぞろ出てくる。中でも異常に人懐っこかったのが下のふたり。

いきなり足下にじゃれついてきた。ごめん、イカもエビもあるけど、これは人間さまに食べてもらうものだからあげられないよ。
さらにもう1匹は野良とは思えない毛並みの良さ。まだ若い猫だとお見受けしたが、妙な貫禄がある。あやかりてぇ。タカポンはおっさんなのに、貫禄とは無縁だ。

最後の丘、浜岡砂丘。やっと自分の足で丘らしい丘を登る。入り口には「浜岡大砂丘」と書かれた看板が立っていたけど、これが大なのかどうかよく分からない。広大という意味では確かに大か?海を正面に、右手には風力発電の風車、左手には浜岡原発が見える。肉眼で原発を見たのはこれが人生初めてだ。


さらにもうひとつ、はじめて見たのがこちらの小僧。


なんと、こちらも遠州七不思議の1つという、漁師の網にかかったその名も「波小僧」 おいおい、どこいった、ロマンチック静岡。素材が明らかに違うので、小僧の下の波部分はあとからつけられたものだと分かる。上の小僧はいったいいつからここにいるのか?

なかなか味わいのある顔立ちではある・・・。残りの5つがすげぇ気になってきた。けど、ググってる暇はない。竜洋海洋公園オートキャンプ場で準備万端ご褒美のキャンプをセッティングしてくれているチームのメンバーから雨が降りそうということで巻きが入った!まさか最後の画が波小僧になるとは。県道223、そしてロマンチックからの波小僧。静岡の懐の広さ、深さを噛みしめつつ、いよいよ次回、最終回へ。
さて、勝敗の行方は?静岡イチ静かな丘の栄誉はどの丘へ?って、もう結果は分かっちゃいるんだけども。

(Circle h やってみ隊長 こと タカポン筆)

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