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FREEDで「静岡イチ静かな岡」を探せ!

静岡イチ静かな岡を探せ! 第8回

2016.12.22


ハローNewフリード!
静かな岡を探す旅 その3
FREED+編 第1日

はい、こちらFREED+号 タカポンです。たったいま出航しました。

さらば清水港。天気も波もおだやかで、快調な滑り出しである。幸先が良い。

県道223号(フジサン)

改めましてみなさん、こんにちは。こちらは県道223号線、海の上を走る珍しい県道である。FREED+は水陸両用、しかも車中泊にぴったりのフラットな空間を可能にした冒険野郎のためのクルマなので、海の上を行くなんてことも文字通り朝飯前なのだ、とは間違っても思わないでいただきたい。清水港と土肥港を結ぶ駿河湾フェリーを勝手に(いや正式に!)県道223号と称しているのだ。

まあ、しかし。きっもちいいぞー、これ。ゴールの竜洋海洋公園とはまったく真逆の方向へと突き進む爽快感。無意味なことほど気持ちがいい!とは、3歳児に教わりました。アホなことを無限にリピートしているときの奴らの顔を、いま私がしております。きもちいい!

無意味なことついでに、朝ご飯の写真をどうぞ。こちら、なぜかフェリーの中でおっちゃんが焼きまくってました。よくよく見ればワサビがたっぷりかかっているのが分かるはず。合うようで合わない。ワサビのソフトクリームとかありますが、あんなノリです。他にもいろんなお味が用意されておりました。鼻孔をツンと刺激する蛇足の味!よろしい、これがローカル観光地の旅か。満喫してやろうじゃないの。

小1時間ほどで、小高い丘の連なりが見えてきた!実はしたたかに、丘と名のつく場所が密集している西伊豆方面を目指していたタカポン。大人って!!! が、しかし。所詮は日頃クルマで遠出などしていないクルマ素人。
しかも、ミレニアム世代とはどことなく話が通じないという四十がらみのおっさんが、グーグル先生と膝つきあわせて旅程を組んでみたところで、
甘い甘い。このあと運動不足&デスクワークできしむ背・肩・腰もろとも現実の壁に叩き付けられることになろうとは!!!(と、驚いてみせたけど、この時うっすら予感していたことを正直に明かそう)

蛇の道には、蛇足がいっぱい。

土肥港に着くなり目指したのは丘ではなく風呂。まずは世俗の垢を落として旅にどっぷり浸ろうと向かった先が「牧水荘土肥館」の温泉。日帰り入浴料お一人¥2,000なり。西伊豆最古にして最大の温泉地である土肥温泉に佇む、明治6年に開業した老舗旅館。放浪の歌人として知られる若山牧水が逗留したことから、屋号にその名を譲り受けている由緒正しき旅館の湯。普通じゃ考えられないほど高くつく風呂ではあるが、まぁ、せっかくだと立ち寄ったのに、なんと風呂も客室と同じくチェックインは3時からと、にべもなく断られた。こんちくしょう。泣く泣く、静かな丘を探すことに。そしてここから丘から丘、右から左と蛇行しまくる蛇の道が始まるのである。

旅人岬→41.8 dB

とはいえ、この時点ではまだ、そんな道に入っているとはつゆ知らず。あいかわらずのんきな旅モードそのままに、はるばる来たのは旅人岬。丘ではない。温泉に続き蛇足である。まぁ、いきなり丘を攻めるなんて野暮ではないか。大人のたしなみというヤツだ。で、計測してみたところ41.8dB。う~ん。

ちなみに環境省の資料などから引用すると

0dB 人間の聴力限界
10dB 静かに息を吐く音
20dB 葉のカサカサする音
30dB ホテルの室内
40dB 図書館の館内
60dB 銀行窓口
70dB 昼間の主要幹線道路周辺
80dB 航空機の機内
90dB パチンコ店内

とある。

図書館の館内と同レベル。そこがどんなに静かな場所かは想像に難くないだろう。確かに静かなのだ。人口的な音はいっさい聞こえない。遠くに波の音、ときどきギャー!と鳴く鳥の声すらうるさい。風光明媚と言っていいだろう。それで41.8dB!10とか20台、行くんじゃないか!?と膨らませた期待が音もなくしぼんでいくのが分かる。
ところで、この場所はなぜ『旅人岬』なのか。旅のはじめにちょうどいいから、という理由でこちらは選んでいるのだが、なんでも伊豆では結構アツい観光スポットとなっている『恋人岬』にあやかって町の新しい名所にしようと『旅人岬』と名づけられたらしい。さすが貫一とお宮、日本版ロミオとジュリエットの舞台となったお土地柄。ロマンチックな名前をつけてしまうのは静岡県民の県民性なのか、どうかは知らない。しかし、どこかこう、なんでしょうね。とってつけた感が…否めないような気がするんです。ほんとのところ、どうなんですか?静岡の皆さん!

碧の丘→42.4dB

旅人岬からほんの数分、坂道をのぼっていくとグーグルにも乗っていない秘境いや、秘丘に辿り着く。あれ?さっきよりうるさい?なぜだ。波の音は遠くなっているのに。

アップダウンとワインディングを繰り返す蛇の道。ただ、ときどき視界が開けると絶景が広がり、その都度ロマチックな名前をつけたくなるのも分かる気がしてしまう。

戸田港→世界一のカニ

時刻はまもなく13時。朝の6時から活動中の身としてはさすがに腹が減った。ということで、深海魚なども食せるという戸田(へだ)でランチだ、わっしょい。

コチラ『の一食堂』でいただいたのが刺身定食と海鮮丼(ボイルド・タカアシガニ付!)

刺身が分厚い!それなりの咀嚼力を要求してくる、現代人泣かせな一品だ。ちなみに海鮮丼の真ん中にちょこなんとのっかっているのがタカアシガニ。世界一大きなカニだ。よく水族館で見かける全長3mにもなるっつぅアレ。深海に棲んでいるらしく調理も難しいらしいが、美味い。カニを食ってフルーティ!なんて思ったの生まれて初めてかも。いきすぎない上品な甘さといい、主張しすぎない身の柔らかさといい。いいもん食べさせていただきました。食べるなら、蛇の足より、カニの足。あたりまえだ。夕映えの丘→41.0dB


相変わらずの凡庸な数字。下に見えるのがさっきまでいた戸田の港だ。のどかな景色。時刻は13:45 日没が17時より前になるこの季節、夕映えというにはまだ早い時間だが、沈んでいく太陽と真っ赤に染まる海と空の美しい光景は目に浮かぶ。しかし、ここにあるのは駐車場だけ。せめてレストランつくったりできないかったのだろうか。

出会い岬→44.6dB

続いていこう。『出逢い岬』もちろん、周りにはなんにもない。なにと出逢えというんだ!念のため計測したらけっこうにぎやかで驚いた。人も結構いたのに驚いた。誰か、ここで出逢ったという人がいたらお便りください。

で、下の方を見ると

これです。さっきと同じ!いや、岬の方が丘よりも高い位置にあるっつう。岬ってなんだっけ?

煌めきの丘→41.9dB

ダメだ。デシベルが下がらねぇ。高度は上がってるのに。

まあるい水平線。遠くには富士山。そして足もとには・・・

畑の真ん中になにか書いてある。「井田」井田?って誰だ。もしかしてハンバーグ師匠・・・?いやあれは井戸田だ。そしてこれは「イタ」と読むらしい。後で調べたら地名だそうな。イタタタタ。いい場所なんだけどなぁ。なんかもっとできる気がする。ポテンシャルを生かしきれてない。まるでハメス・ロドリゲスのようだ。こんなところでくすぶってていいお前じゃないだろう。

で、こりゃダメだと(dB的にです)一気に方向転換。内陸へと向かうことに。どうもマイクが風の音をひろってしまっているような気がする。

まぁ、しかし。ちょっと見てくださいよ、このナビの画面!まさに蛇の道。道幅も所々狭く、ぶっちゃけ運転に自信のない私。とうとうドライバーを交代していただきまして、ライセンスもお持ちのクライアントさまに峠を攻めていただきました!よっ!

頼もしい、そしてFREED+が急にワイルドな走りに。びゅ~~~~んと、修善寺を越え、中伊豆へ。あっという間に目的地についてしまいました。ホント、スミマセン。

ホテルワイナリーヒル→38.6dB

ホテルワイナリーヒル。こんだけ山奥で周りになんもなければ静かだろう!と期待していたのだが・・・噴水がうるさい!のであちこち回ってやっとゲットできたのが下の数字。

駐車場の隅っこで粘りに粘った結果、やった!30dB台に突入!なんだこれ誤差じゃん!って言うの禁止。30台ってホテルの室内なみの静けさな訳です。それをホテルの外でたたき出したんだから!静かだろ!十分だろ!
しかし、ここでライバルSTEP WGN Modulo Xチームが32.6dBという計器の故障としか思えないような数値をたたき出したと連絡が入る。ならばと本日の大本命へ、レッツゴー。というか2日目はほとんど焼津でメシを食うことしか頭にないもんで、FREED+チーム的大本命を一気に突くことに。

クレマチスの丘→38.7dB

あかーーーん。なんで?だって、めっちゃ静かよ、ここ。超高級住宅街?の中に美術館やカフェや・・・があるっていう。ありえない。周りを樹や塀に囲まれた場所でどんなに粘っても38.7。ワイナリーヒルに及ばないなんてそんな馬鹿な。がっくりである。クライアントさまにも申し訳が立たない。風もなく、鳥のさえずりもない。クルマの音もしない。人の声もしない。ほぼ無音。それなのにこの数字とは。これ、もしかしてこっちの計器が壊れてるんじゃ?と疑いはじめる始末。初日はなんと、ここでタイムアップを迎えてしまった。

傷心を癒やしに

温泉、秘湯三昧のはずが・・・蛇行した道を進むのに体力と時間を削られ、目的の2/3を消化するのが精一杯。肝心の静けさ勝負では大きくリードを許し、挽回するのはとても無理そうだ。ぐぅぅぅぅ、、、、の音も出ないかと思ったけど、おなかから、でっかいぐぅの音が。まぁ、いっか。勝負がついたなら、あとはできる限りこの旅を楽しむまで。この辺のうつり身の早さはサラリーマン生活の賜物かもしれない。ということでまずは汗を流そうと竹倉温泉みなくち荘へ。夜の写真しかないので分からないが、畑の真ん中にある温泉である。鉄分が多いらしく、茶褐色からコーヒー色の中間といったお湯の色。さっきまで運転でばっきばきだった身体に、たいへんありがたいお湯だったと思われる。というのも、このあと筆者は車中泊をするのだが、朝起きてみても身体の痛みがなかったのだ。もちろん、FREED+とサークルエイチ商品を使った手厚いフォローのおかげでフラットな寝床を確保できたことも大きいだろうが、それにしても元気だった。朝イチで入り損ねた牧水荘とはおもむきが違うし、銭湯よりもいっそ庶民的な、地元の人しか来ないだろうというような温泉だったけれど、とにかくありがたかった。

そして夜はお待ちかね、静岡といえば外せないのがうなぎである。

うなぎ桜家。週末ともなると観光バスが乗り付けてきて、まぁほぼありつけないという創業安政三年の老舗。店構えからして違う。

こちらが『うなぎ重箱三枚』!高い!あたりまえに美味い!これまで食ってきたうなぎの中で一番の上物ではないか。脂ものりすぎず、少なすぎず、ふっくらとした関東流のうなぎ。関西の人には悪いけど、うなぎは蒸して焼いた関東流の方がだんぜん美味いと思う。白焼きと、きもの時雨煮もつけ、(ノンアル!)ビールで乾杯!!!平日ということもありお客さんの入りもそれほど多くはなかったようで、のんびりと食事ができました。あぁ、日本酒が飲みたい。不謹慎にもそんなことを強く、強く思ってしまった。もちろん、飲んでませんよ。いやぁ、ほんと美味しかった。なんかもう、勝った!って気がしてしてくるくらい。ごちそうさまでした!
さて。風呂は入った、メシは食った。あとは寝るだけ、なわけだけど。ここでいったん休憩! 次回は車中泊の様子から改めてお届けします。

(Circle h やってみ隊長 こと タカポン筆)

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